3: 脳磁図による計測の手順

3: 脳磁図による計測の手順

脳磁図による計測・検査の多くは脳波計、誘発電位計測装置による電気生理学検査と同じ方法で行われます。多くの脳磁図装置では脳磁図と脳波、誘発脳波の同時計測が可能なシステム構成になっています。
検査項目としては自発脳磁場、誘発脳磁場、事象関連磁場及び運動関連磁場等があり、目的に応じて検査が行われます。(運用方法で異なる可能性があるので、施設、メーカー等に問い合わせてください。)

 

測定で得られたデータから、脳内の活動部位を推定するために、MRI画像が必要になります。また、正確に活動部位をMRI画像に重ね合わせるための位置情報を得るために必要な頭部形状のデジタイズが必要になります。

 

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重ね合わせに必要な位置情報の取り込み方はメーカーによって違います。また、検査手順、検査方法、解析方法については、装置、設置されたシステムの構成、施設による運用方法で異なる可能性があります。